2007年04月16日 (月) | rewrite |
《登場人物》
義父:お嫁ちゃんのお父様
義母:お嫁ちゃんのお母様
嫁:お嫁ちゃん
婿:弟
ママ:ウチらの母上
宮古新報の朝刊にかなり大きな写真入りで昨日の結婚式が報道された。義父はさっさと買占めてきていた。
「こりゃ、ええ記念になるわ。」
本当にええ記念になって良かったね。さて、今日は昨日延期になった撮影大会である。嫁と婿はさっさと仕度へ向かい、我々はタクシーで向かう。昨日は違う藍色のドレスも良く似合っている。お化粧も髪型も昨日とは変えてあって、これは「延期」はラッキーだったかも。義父は始終、有頂天である。横のコンビニに行ってあるだけの種類の新聞を広げて怒られたそうな・・・
まずは池間島に渡る橋へと向かう。宮古島は大雑把に言うと三角形である。この三角形の頂点にそれぞれ名所があるんやけど、その三箇所での撮影やねんて。豪華やなぁ。橋の真ん中は「駐停車禁止」なので、撮影隊以外は車で待機せよとの指令。
「ちょっとくらいアカンのんかい。」
空はいまひとつ曇っている。だが、ここの海は遠浅なのでブルーというよりエメラルドグリーンに近く、撮影には問題なさそうだ。婿が走ってくる。我々の移動の車は婿の運転である。セッタを履いていたのを忘れたのだ。頼むで、婿!
2番目の西平安名崎・東平安名崎はとても風の強い岬。向かう途中ではレースの応援を何度も経験した嫁・婿・ママとウチが「ここで誰々がどうしただのこうした」だのと盛り上がる。義父と義母も興味津々のようやね。平安名崎には野生の鉄砲ユリが咲き乱れ、からすアゲハがゆらりゆらり。ほんまもんの撮影隊の後ろに義父・義母・ママがカメラを持ってかまえている。ウチは今度のライブのメニューが送られてきていて、「新曲を覚えなきゃ!」とちょっと離れた所から眺めることに。


かなりのショットを撮影している。これらを昨日のお式の写真と組み合わせてアルバムにしてくれるねんて。楽しみじゃ!
最後の前浜ビーチに着く頃、あれだけ渋っていたお日様がついに顔を出した!これぞ宮古の海!真っ白な砂浜にエメラルドグリーンの海。来間大橋をバックに撮影が続く。ウチは二人のために砂浜に名前を書いてハートマークででっかく囲んでみた。えっ、これ採用!撮影隊が砂浜のハートと2人を撮ってくれた。宮古の太陽はいつも素敵だ。

最後に全員で記念撮影。青空に向かって思い切りジャンプ!って、ちょっと悪ノリしすぎ!?
無事に撮影が終わり、美容室へ戻る。ウチは横の公設市場へ行っておばあと仲良しになる。明日、帰るから「ゴーヤ」と「島らっきょ」を取って置いてもらうようにお願いした。
義父:お嫁ちゃんのお父様
義母:お嫁ちゃんのお母様
嫁:お嫁ちゃん
婿:弟
ママ:ウチらの母上
宮古新報の朝刊にかなり大きな写真入りで昨日の結婚式が報道された。義父はさっさと買占めてきていた。
「こりゃ、ええ記念になるわ。」
本当にええ記念になって良かったね。さて、今日は昨日延期になった撮影大会である。嫁と婿はさっさと仕度へ向かい、我々はタクシーで向かう。昨日は違う藍色のドレスも良く似合っている。お化粧も髪型も昨日とは変えてあって、これは「延期」はラッキーだったかも。義父は始終、有頂天である。横のコンビニに行ってあるだけの種類の新聞を広げて怒られたそうな・・・
まずは池間島に渡る橋へと向かう。宮古島は大雑把に言うと三角形である。この三角形の頂点にそれぞれ名所があるんやけど、その三箇所での撮影やねんて。豪華やなぁ。橋の真ん中は「駐停車禁止」なので、撮影隊以外は車で待機せよとの指令。
「ちょっとくらいアカンのんかい。」
空はいまひとつ曇っている。だが、ここの海は遠浅なのでブルーというよりエメラルドグリーンに近く、撮影には問題なさそうだ。婿が走ってくる。我々の移動の車は婿の運転である。セッタを履いていたのを忘れたのだ。頼むで、婿!
2番目の西平安名崎・東平安名崎はとても風の強い岬。向かう途中ではレースの応援を何度も経験した嫁・婿・ママとウチが「ここで誰々がどうしただのこうした」だのと盛り上がる。義父と義母も興味津々のようやね。平安名崎には野生の鉄砲ユリが咲き乱れ、からすアゲハがゆらりゆらり。ほんまもんの撮影隊の後ろに義父・義母・ママがカメラを持ってかまえている。ウチは今度のライブのメニューが送られてきていて、「新曲を覚えなきゃ!」とちょっと離れた所から眺めることに。


かなりのショットを撮影している。これらを昨日のお式の写真と組み合わせてアルバムにしてくれるねんて。楽しみじゃ!
最後の前浜ビーチに着く頃、あれだけ渋っていたお日様がついに顔を出した!これぞ宮古の海!真っ白な砂浜にエメラルドグリーンの海。来間大橋をバックに撮影が続く。ウチは二人のために砂浜に名前を書いてハートマークででっかく囲んでみた。えっ、これ採用!撮影隊が砂浜のハートと2人を撮ってくれた。宮古の太陽はいつも素敵だ。

最後に全員で記念撮影。青空に向かって思い切りジャンプ!って、ちょっと悪ノリしすぎ!?
無事に撮影が終わり、美容室へ戻る。ウチは横の公設市場へ行っておばあと仲良しになる。明日、帰るから「ゴーヤ」と「島らっきょ」を取って置いてもらうようにお願いした。
3時前、宮古空港へ向かう。今日は残念ながら義父が帰る日。4時過ぎの飛行機なので空港で遅い昼食を取ることにした。ゴーヤちゃんぷるに麩ちゃんぷるにそうめんちゃんぷる。ウチはもちろんゴーヤ!ゴーヤ大好き!6人の心もお腹も大満足である。タバコを買いに外へ出た。
「那覇行き○○便は整備のため出発が遅れております。新しい出発時刻は・・・」
「げげっ!」
義父は大阪へ一人で帰る。大阪へは直行便がなく那覇でトランジットとなるんよ。それだけでも不安そうだったのに、今聞いた時間に那覇に着くと、5分でトランジットやん!席へ戻るとみんな談笑している。あぁ、「告知」しなくてはならない。
「実は・・・」
一同騒然となる。義父はすぐさま搭乗口で盛んに事情を問いただす。
「あいつは話にならん!」
そんな事言ったって、荷物検査の人に分かるはずもない。だが、5分間しかなくても、大阪行きのトランジットは父だけじゃないので、まあ、大丈夫でしょう、ちょっと走らされるかもしれないけど。という事で義父は入口を入って行った。
「ピー!」
やってるぅ。義父が戻る。ポケットから何か出している。
「ピー!」
また戻る。また何か出してるやん!
「ピー!」
今度はめがねでした(+_+)ようやく入れて一安心。車に乗るなり、義母が一言。
「ふぅ。やれやれ・・・」
タキシードを脱いだ婿は運転手と化し、女4人は「お買い物に行こう!」とまだまだ絶好調である。そこを曲がれば到着と言う時に嫁の携帯が鳴る。
「なんでやの、何してんの!」
嫁、強し。だけど一体・・・
「那覇でなんとかしてくれるやろ!」
もしかして・・・・義父?
「えっ、なんて?飛行機、乗らへんて?」
車はユーターン。飛行機の遅れを「ラッキー!」とばかりに義父はみんなの帰るあさっての便に振り替えたのだ。よっぽど、宮古が気に入ったらしい。照れ笑いで待つ義父を乗せて、再度、お買い物へ。ママとウチは初日から目をつけていたセレクトショップに向かう。ここぞとばかりに衣装を仕入れようという魂胆やねん。おぉ!やっぱ、お宝がいっぱいじゃん!今度はウチの携帯が鳴った。
「奈桜ちゃん、今日、来れる?紹介したい人、呼んであるよ。」
大急ぎでホテルへ戻る。義父はフロントの女の子に
「帰ってきた。」
と、一言。女の子、きょとん。そりゃ、わからへんでぇ!宮古テレビのニュースで昨日のお式が流れるかもしれないということで、ママとウチ2人だけ、今度はタクシーでまた戻る。
ママが4人のお客さんの席に案内してくれはった。Sさん、Yさんとお友達のお2人。初めはぎこちなかったんやけど、ウチの宮古の思い出話がきっかけとなって、一気に話が弾み出した。初対面と思いきや、何年も前にお会いしててんよ。お互いにびっくり!Sさんはイベント関係のお仕事をしてはる。もしかしたら、また宮古でウチが歌う日が来るかもしれない。いや、絶対来るはずや!
なぜなら・・・
ウチは宮古が大好きやから!
「那覇行き○○便は整備のため出発が遅れております。新しい出発時刻は・・・」
「げげっ!」
義父は大阪へ一人で帰る。大阪へは直行便がなく那覇でトランジットとなるんよ。それだけでも不安そうだったのに、今聞いた時間に那覇に着くと、5分でトランジットやん!席へ戻るとみんな談笑している。あぁ、「告知」しなくてはならない。
「実は・・・」
一同騒然となる。義父はすぐさま搭乗口で盛んに事情を問いただす。
「あいつは話にならん!」
そんな事言ったって、荷物検査の人に分かるはずもない。だが、5分間しかなくても、大阪行きのトランジットは父だけじゃないので、まあ、大丈夫でしょう、ちょっと走らされるかもしれないけど。という事で義父は入口を入って行った。
「ピー!」
やってるぅ。義父が戻る。ポケットから何か出している。
「ピー!」
また戻る。また何か出してるやん!
「ピー!」
今度はめがねでした(+_+)ようやく入れて一安心。車に乗るなり、義母が一言。
「ふぅ。やれやれ・・・」
タキシードを脱いだ婿は運転手と化し、女4人は「お買い物に行こう!」とまだまだ絶好調である。そこを曲がれば到着と言う時に嫁の携帯が鳴る。
「なんでやの、何してんの!」
嫁、強し。だけど一体・・・
「那覇でなんとかしてくれるやろ!」
もしかして・・・・義父?
「えっ、なんて?飛行機、乗らへんて?」
車はユーターン。飛行機の遅れを「ラッキー!」とばかりに義父はみんなの帰るあさっての便に振り替えたのだ。よっぽど、宮古が気に入ったらしい。照れ笑いで待つ義父を乗せて、再度、お買い物へ。ママとウチは初日から目をつけていたセレクトショップに向かう。ここぞとばかりに衣装を仕入れようという魂胆やねん。おぉ!やっぱ、お宝がいっぱいじゃん!今度はウチの携帯が鳴った。
「奈桜ちゃん、今日、来れる?紹介したい人、呼んであるよ。」
大急ぎでホテルへ戻る。義父はフロントの女の子に
「帰ってきた。」
と、一言。女の子、きょとん。そりゃ、わからへんでぇ!宮古テレビのニュースで昨日のお式が流れるかもしれないということで、ママとウチ2人だけ、今度はタクシーでまた戻る。
ママが4人のお客さんの席に案内してくれはった。Sさん、Yさんとお友達のお2人。初めはぎこちなかったんやけど、ウチの宮古の思い出話がきっかけとなって、一気に話が弾み出した。初対面と思いきや、何年も前にお会いしててんよ。お互いにびっくり!Sさんはイベント関係のお仕事をしてはる。もしかしたら、また宮古でウチが歌う日が来るかもしれない。いや、絶対来るはずや!
なぜなら・・・
ウチは宮古が大好きやから!
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