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武蔵野・三鷹を基盤に活動する ボーカル&キーボード の佑記奈桜の日記です
GO TO THE U.S.A. 親子再会編
2013年08月22日 (木) | rewrite |
8月14日

起きた。まだジェットラグ(時差ボケの事をこう言うんだって。)と昨日のレッスン(やっぱ、本場はすごかった!)のおかげでアタマがフラフラする。同居人達はお昼前までにそれぞれに出かけて行った。

さぁて。今日は母と落ち合うのだが、これまた命がけ(?)である。何と言っても頼みの携帯がうまく繋がらない。ニューヨークの街はさながら京都や札幌のように縦がアベニュー、横がストリートと分かりやすく出来ているのが救いであった。

「最悪、8Aveと32stの左上の角(地図上でね)で動かないこと!」

というのが約束。母はバスで来るので、到着時刻だってアテにはならない。だいたい、この交差点に停まってくれる保証はないのだ。なんとも大ざっぱ!

ポーポリティまで行き、Subwayでお昼。これ、普通に日本にもあるファーストフードのSubway。Subwayには本当に助けられた。なんせNYは物価が高い。Macでも100円マックなんてあり得ない。飲み物をオーダーすると軽く700円〜800円。さてさて、Subway。こちらも日本よりは高い。でもね、日本だとチーズはトッピングで有料じゃん?こちらでは何にでもチーズで、頼んでもいないのにまずチーズから載せようとする。三角のスライスチーズを片手に

「Cheese?」

と来る。

「No cheese.」

と言うと、信じられない顔をしてシュレッドチーズをつかんで

「Cheese?」

そやから、要らないって言うとるやん!

なんせ、街全体が濃厚なチーズ臭さなので、チーズはちょっと堪忍してという気持ちになってくる(ウチはチーズ大好き人間、でもね、NY着いて3日くらいで、チーズはしばらくいいかって気になるんよ。)

「変なやつ!」

と言いたげな顔をされる。でも注文は思ったとおりの物が頼めた。コーヒーもブラックだ。

スタジオの入り口


さて、フラフラとなんとなく昨日のスタジオへ。母の到着まであと2時間か。ちょっくら練習しますか!まだタイムズスクエアしか来ていないし、色々と探検すりゃいいものを、やっぱりスタジオへ。電話ボックスみたいなスタジオ(?)なら一時間10$だというので、2時間借りた。昨日のレッスンの録音を聞きながら一時間。明日の曲の練習に一時間。あっという間だった。むふふ、楽しい。

タイムズスクエアでんねん。  たまんねぇ!!!


タイムズスクエアから歩くこと20分強。待ち合せの場所はマディソンスクエアのあるペンシルバニア駅(通称Pen St)の前の角っこ。

ほーらね。4時半になってもバスの姿は見えず。良かった、先に着いていて。20分くらいして、少し向こうにそれらしきバスが停まった。これかな?ドライバーのおっちゃんが荷物を出している。うん、これだよ、きっと。母は一番最後に降りて来て、トランクの奥にしまわれちゃった自分の荷物を泣きそうな顔で引っ張りだしていた。

「お母ちゃん!!」

「!!!」

1年ぶりの涙の親子の再会!いえいえ、現実はお互いに疲れきっていて、へなへなとだらしない笑顔になったのであります。ふぅ、会えて良かった。後で分かるのだけど、母が暮らすフィラデルフィアとニューヨークは大違いなのだ。っていうか、ニューヨークだけが特殊な気がする。人の多さ、一時間に数回は鳴るサイレンとクラクション。人並みをかきわけ、ポーポリティへ到着。前から(って2日前だけど)ちょっと気になっていたビアホールへ。

乾杯!!

どうよ、NYで親子の再会って!文字だけだとカッコええのだが、実際は

「ちょっと、ここってチップいるのかしら?」

「あ、あっちの人、観察しとこうよ。」

「これって、頼んだらどういうのが出てくるのかな?」

「シュリンプって書いてあるからさぁ、とりあえずエビだよね?」

シュリンプにちがいない


日本のメニューってさぁ、たいがい全部じゃなくても写真が載ってるしさぁ、英語や中国語の表記まであったりするじゃん?ところがNYはすべて英語のみ。一応、例えばサラダなら、何が入っているかは書いてあるのだけど、一体どんな形で、どんな大きさで出てくるかは不明なのだ。シュリンプのなんとかを頼んだのだけど、「???」なものが出て来た。でも、ライムの効いた生ビールは美味しかった。(お母ちゃん、HeartLandの生だよ!)

ミニバンに乗って宿へ。スーパーへ買い出しにゆき、宿の主人ののぶこさんとご対面。いやはや、コテコテに疲れたウチらを癒してくれたのでありました。さぁ、明日からさらなる珍道中が待ち構えているぞ。頑張れ母上!


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ジャンル:ライフ
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