2010年12月23日 (木) | rewrite |
たくさんの方が来てくださって、
本当に嬉しかったです!!
ああ、ホンマに今日が来てしまった。時計は6時過ぎ。ちゃんと寝れたね。喉はどうやろ?なんとかなりそう?
一昨日、二重橋の先生の所へもう一度、行ってきたのだ。ヤバ~い黄色信号が喉に点滅しだしていた。
不安がいっぱいの朝である。この時間にアップして、この時間に歌詞のチェックして・・・
そうは問屋が降ろさない。うげっ。7時台から電話とメールが鳴りっ放しなのである。どっひゃぁ、ウチ、大丈夫か!!
10時前に着いた会場は例年通りのように、皆さんが受付を作ってくださったり、生徒たちが飾りを作っていたり、ステージの設営をやっていただいていたり・・・
いやいや、違うのだ。今年は違う。ステージは一人なのだ。ウチがしっかりしなきゃいけないのだ。生徒たちとリハーサルをやったり、そうこうする内にバンドのサウンドチェック。どんどん本番が迫ってくる。
一人?そうじゃないよ。子供達はちゃんと集まっている。誰が連れてきてくれたの?しきりは舞台監督さんがやってくれてるじゃない。ほんの一日しかなかったはずなのに、打ち合わせをしてくれてるじゃない。生徒たちはステージをきちんと務めようと一生懸命、練習してくれてるじゃない。ここにはとてもたくさんの方々のご協力がある。っていうか、なきゃ、できない。本番までの間、ウチにはそれがものすごく感じられて、改めて感謝を思った。そう、一人じゃない。
ひとつの事を成し遂げようとした時に、同じ想いでいてくださる人が多い事の心強さ。
そして応援してくださる方がいるという心強さ。
あとはどうしたらいい?
楽しんでもらわなくっちゃ!!!
喉の状態は例年にない悪さだったけれど、絶対に歌いきれると自分に言い聞かせた。楽しいステージを創る事がウチの使命なのだといい聞かせた。
実は一昨日、舞台監督さんから電話があったのだ。
「音響チーフが倒れちゃって・・・」
今回の舞台監督さんは、例年の音響チーフ。どうにも音響スタッフが見つからないという。そこで、自分は音響に戻り、新しく舞台監督さんを立ててくださった。すこぶるドタバタ。
リハーサルが始まった。周りの人が不安になるであろうとも、ウチは喉を使うのを最小限にさせていただいた。絶対に今日が声に限りがあるのが見えていた。
楽屋に戻り、メイクをしているとノックの音。
「はぁい?」
大家さんがお祝いを持って、たずねてくださったんよ。この緊迫した気持ちが、それで一気にほぐれた。とても暖かい気持ちが戻ってきた。
「10分押しで、1ベル入ります!」
お客さん、入ってるんやろうか?「押し」って事は、どういう意味?
「本番、行きます!」
1部の台本を頭に叩き込み、舞台袖へ。今年は緞帳はない。舞台に出たら、もう逃げられない。違う。ここはウチの舞台や。オープニングの音を聴きながら、ピアノに向かって座る。スライドが映し出される。その中に一枚だけ、モノクロの写真を仕込んでいただいた。若き日の父の写真。ぐっと見つめて祈った。
「お父ちゃん、聴いててや!」

1曲、2曲と終り、お客さまからの暖かい拍手の多さに、やっと会場に顔を向けた。うわぁ!いっぱいのお客さまがそこに座っていてくれた。生徒たちが緊張の面持ちの中、コーラスをやってくれたり、コンサートはどんどん進行してゆく。自作のオケだけで「テネシーワルツ」を歌った。いつもの安心できるサウンドで「上を向いて歩こう」を歌わせていただいた。そして、お待ちかね!工藤選手の登場シーンでは、浪江先生が特筆してくださった原稿をなんとか覚えて、ステージへとご案内する事ができた。
工藤選手は大きくて、キラキラした瞳を持った素敵な方でした。ウチの拙いアテンドにも、上手に応えてくださり、会場のお客さまに力強い声でお話をしてくださいました。

YMCAは総勢30名くらいがステージに上がって、生徒たちの踊りとともに、一緒に歌って踊った。どの顔もどの顔もみんな、最高の笑顔を見せてくれました。
休憩のアナウンスが流れ、今度は三鷹市吹奏楽団さんの演奏。ウチはこういう編成で歌うのは初めてでしたが、鷹吹(三鷹市吹奏楽団さん)さんも初めてだったんですって!!でも、柔らかい音が心地良く、またぜひ一緒に演奏させていただきたいなと思いました。

そこからはもう、最終までどんどん進む、進む。「きよしこの夜」は弾き語りで歌ったけど、お客さま、一緒に声を出してくださいました。
そして・・・
「Happy Christmas」では、この間リハーサルをしたピヨピヨちゃん達と生徒たち、そしてお母さん達が手をつないでの登場です。
♪歌声 あわせて 笑顔を 咲かそう

音楽って何だろう?目に見えないのに、こんなに楽しいんだよ!みんなが繋がれるんだよ!
みんなが舞台から客席に降りて行くの見送りながら、ふっと思ったんよ。
すぐに嬉しいアンコールをいただき、Friends達を呼び込む。みんな素晴らしいミュージシャンであり、大切なFriendsです。支えてくれてありがとう!一番最後は、ポスターデザインの檜垣紀六さんのアイディアをお借りして、「ほたるの光」を。ウチも客席に降りて、あちこちを回りました。公会堂が歌声であふれます!
今回のこのステージ、ここに来るまで本当に色々な事がありました。でも、あきらめないで最後まで一緒に頑張ってくださった、たくさんのFriendsがいました。
打ち上げは『天安門』さんで、リラックス。和気あいあいとおしゃべりを楽しみながら、モランボンさんからの嬉しい差し入れの「野菜のためのディップソース」でウチのリクエストの温野菜をつまみながら、もちろん、天安門さんのエビチリや、焼きそばや、いっぱいいっぱい美味しいものをいただきながら・・・
音楽の話、コンサートの話、反省や感想。キラキラした言葉がたくさん。とびきりの笑顔がたくさん。
私は音楽をやっていて良かった。こんなにたくさんのFriendsと巡り会えて良かった。今日が一年でベストの日にさせていただいて、とても嬉しいです。来年もまたこの気持ちで、頑張ってゆきます!
ご来場くださいました皆様、工藤公康さん、メンバーの皆様、出演者の皆様、奈桜ネットワークの皆様、スタッフの皆様。
すべての方々に、ありがとうございました!

Merry Christmas & A Happy New Year !

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この記事へのコメント
ありがとうございます!
今年はお会いする事ができて本当に嬉しかったです。
またコラボ、ぜひやりましょうね。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年はお会いする事ができて本当に嬉しかったです。
またコラボ、ぜひやりましょうね。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
おつかれさまでした!!!
すっごい最高なステージが目に浮かびます!!!
仕事で行かれず残念でした(T0T)。。。。
今年は奈桜さんに出会えて、
図々しくもコラボして頂けて!感謝です!!!
すっごい最高なステージが目に浮かびます!!!
仕事で行かれず残念でした(T0T)。。。。
今年は奈桜さんに出会えて、
図々しくもコラボして頂けて!感謝です!!!
ありがとうございます。来年も、色々と企画しています。どうぞ、楽しみにしていてくださいね!
とても充実したコンサートだったようですね。こちらも微笑ましく思いました。早く次回のコンサートを開催してくださいね。楽しみに待ってます。
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