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武蔵野・三鷹を基盤に活動する ボーカル&キーボード の佑記奈桜の日記です
素晴しいコンサートと大ご馳走
2006年07月23日 (日) | rewrite |
昨晩は盛り上がった気持ちのまま、2時頃までみんなと飲んじゃった。なのでヒジョーに眠い。でもね、

「明日、入れてあげるから見においで!」

と誘って頂いたので、起きてあわてて場所を調べる。代々木のオリンピック記念青少年記念センターの中にある大ホール。バンマスから「本番は3時からだよ。」とメールをもらったので、もうひとつ慌てる。5時からって聞いてたぞ!2時過ぎになんとか到着するとリハーサルの真っ最中。会館の楽屋口から中に入るのは慣れたものなので、いきなり楽屋でE子さんに遭遇。

「おっ、来た来た!今日はスタッフのふりするねんで。お弁当、あるで!」

とても気さくなのでウチとしても心強い。ホールの方に行って客席に座って見学。舞台の中央にフルテツさん、もう一人、パーカッションの横山さん、そして大阪からトロンボーンが3人、左手にはギターの福田さん、キーボードの斉藤さん、ベースの喜多やんとドラムの浅川じゅんさんはウチらが大阪でライブをやる時にサポートしてくれはるメンバーだ。それに忘れちゃいけないバンマス。写真は遠くてよく分からないかもしれないけど、右側の一番前で一人だけ違う衣装で目立っていた。フルテツさんのご指名とあって、アルト&ソプラノサックスにフルートと3種類の楽器を、曲の間で何回も持ち替えての忙しい演奏をこなしている。いつも一緒にステージに立っているミュージシャン達をこうやって大きなステージで遠くから見るのは不思議な気分。たまにはいいかも。時間ぎりぎりまでリハーサルは続き、終わったとたんに開場となる。
 今回の企画はフルテツさんのいつものおしゃべりがほとんどなく、歌もなく、ほとんど曲続きで進行していくので、メンバーはホンマに大変やったと思う。きっかけはキーワード一言のみである。「喜び、悲しみ、怒り・・・そして人間の誕生、自然、恵み・・・」そういったキーワードをお客さん達がよぉ~くご存知であろうスタンダードな曲を集めての演奏。セント・ルイス・ブルースから始まって、グラナダやソフィスケイティッド・レディ、カルメンもあればデキシーもある。ロックもあればアフリカンもある。あのお歳とは思えない力強いコンガが響き渡る。メンバーも真剣なミュージシャンの顔になっている。満席のお客さん達が息を飲んで聴いてはるのが伝わってくる。ウチは完璧に聴衆の一人となっていた。1時間半のステージは本当にあっという間でした。そのくらい、面白かったんよ。トロンボーンの絶妙なハーモニーとバンマスが交互にメロディを奏でるスターダストとかね。本当にいいものを見て、聴かせていただきました。
 で、楽屋へ帰ると、これがさ、あっという間にいつもの調子やねんなぁ・・・このギャップはなんとかならんのやろうか!ああ、愛すべき関西ミュージシャン。
 フルテツさんの楽屋にお礼を言いに行った。

「今度、ニューヨークの下町、いいや、ブルックリンかなぁ。そういうのやろう!うん、出来る出来る!絶対一緒にやろう!」

と言ってくれはりました。またしても大感動!片付けも終わりミュージシャン一同をお見送りしてバンマスの車でフルテツさんを東京プリンスまで送らせて頂く。ステージを降りたフルテツさんは可愛いおじいちゃんになっちゃうんよ。E子さんに

「ごめんやけど、チェックインまでやったってな。」

と頼まれててん。了解でございます!フルテツさん、E子さん、昨日、今日と本当にありがとうございました。
 今日、大阪へ帰るミュージシャン達がせっかく頂いたけど持って帰れないからといっぱいの花束のおみやげがあった。で、三鷹へ戻って何やらお話があるからと伺っていた「マダム媛」さんにお花をおすそわけに直行。「花クラゲの酢の物」に「手羽先のカレー焼き」「春餅のサラダ」なんていう滅多に食べられないものを注文。特に花クラゲっていうのはものすごくコリコリしてて美味しかった。1匹(こういう数え方でええのかな)のクラゲからわずかしか取れない貴重な部分やねんて。で、またお料理が運ばれてくる。奥さんの高媛さんが「サービス、サービス!」って、えっ?何?えぇ~っっっ!

「マツタケの天ぷらやんかぁ!!!」

バンマスと密かに

「今年、最初で最後かもしれん。」

なんて言ってたりして。噛むといきなり香りがふわっとしてもう、たまりまへん!ほんでもって「木耳と白身魚の甘辛酸っぱ炒め」なんていうのも出てきちゃった。で、ついにマスターがビール片手に出てきていきなり本題になった。

「うちでもやってくれないかな?」

このお話は前々からなんとなく浮上していたので、もちろんOKである。それよりどんなスタイルでやるか、どこにステージを組むかなんかのお話になった。ウチはこのお店の仕入れのお手伝いもちょこっとされている常連のお客さんにちょっとおもしろい折り紙みたいなのを教えて頂いた。これはまだヒ・ミ・ツ!
 その後は料理人としてのマスターのとても興味深い面白いお話が続く。例えば「北京ダック」のダックって皮だけって思ってるでしょ?でもそれは昔のダックは野性のものを使っていたのでお肉は硬くて食べられなかったからやねんて。今の中国ではほとんどが「養殖アヒル」に代わったのでお肉も食べるのが当たり前なんやって。ちなみに羽毛はダウン用に、舌と足は珍味に、内臓はなんとフォアグラ用にフランスに輸出しているんやって。さすが合理的な国です。年に何回も中国に渡るマスターのお話はホンマに面白い。赤坂「山王飯店」の総料理長を勤めたというだけあって、料理に対して常に貪欲に勉強してはるのが伺えます。ふっとマスターが席を立つ。あっ、また何か作ってくれはるつもりやとすばやく察知したバンマスが「奈桜ちゃん、もう帰るからってマスターを止めてきて!悪いよ。」と耳打ちする。

「マスター!」
「ちょっと待って。これだけ食べてって。店じゃ出さないんだけどね。お酒を飲んだ後に、向こうではこういうのを食べてるんだよ。」

「麻油面線」

お素麺かと見間違うほど細い麺(中国では麺は面と書くんやって)は、ごま油の香りが香ばしい澄んだスープの中に浮かんでいる。上にはこれまた、ごま油で香ばしく焼き上げた卵がぽこんと乗っている。なんともシンプルな麺である。で、ごま油がたっぷりかと思いきや、意外にあっさり味やねん。麺好きのバンマスもこれは初めてお目にかかったらしく、うまいうまい!とあっというまに完食や。日本の麺についての色々な薀蓄も教えていただいた。
 マスター、奥さん、ごちそうさまでした!ライブ、楽しみやね!


ちょっと遠すぎたかぁ。 非売品なのだ。


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