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武蔵野・三鷹を基盤に活動する ボーカル&キーボード の佑記奈桜の日記です
母の旅立ちPART2
2012年05月27日 (日) | rewrite |
心配しても仕方がない。携帯もない、ネットもない、後は到着の連絡を待つのみである。昨夜、担当の方から電話が入り、トロント経由ではやはりトランジット(乗換)が間に合わないのでシカゴ経由に変更になり、そちらは当初の予定よりも到着時間は遅くなるが、その日のうち(時差が13時間だから、変な感じやけど)に到着できるようになったと連絡があり、ちょっと安心。とにかく現地に到着さえしてくれれば、後は連絡が取れるし安心なのだ。何度も航空会社のHPを見て確認する。よし、シカゴへは到着した。よし、シカゴから飛んだ。ってな具合。

でもさ。

なんだか寝たのか、寝てないのか分からないまま朝が来た。こっちまで時差ボケじゃ。

じっとしていても仕方ないので、前から予定していたお買い物に早々に出かけ、早々に退散。と電車の中で電話が鳴った。大阪からだ!!

「お母様、ちゃんと着かれて元気にしてらっしゃいます。ご本人の声も聞きました。一緒にご飯を食べてらっしゃるそうです。」

「良かったぁ!!!!」

ふぅ

その後来た母のメールには・・・

これから初めて海外へ行く方も多いと思うので、これは参考になると思う。母、許せ!!

おっと、もし昨日のウチのブログを読んでらっしゃらない方は、先にお読みくださいませ。じゃないと、状況が把握できないと思うので・・・

昨日のブログ ⇒ http://pigumonn.blog21.fc2.com/blog-entry-2284.html

さて、母のメールです。(ほんの少し、脚色あり

ここへ着くまでの道中を全部書いたら一冊の本ができるよ。私は3キロ痩せたね。

成田であれだけ時間(3時間半)の余裕を持って入ったのに、飛行機は私待ちだった。

突然アナウンスで呼び出され、

「トランジットが間に合わないので変更します!」

の一言から、広い成田空港の中を走り回る羽目になった。他社のシカゴ便に間に合わず、アメリカンエアラインのシャトルバスにも間に合わず、なんと私のためにチャーターしたバスに係員と二人で乗って、第一ターミナルから第二へ移動、イミグレーションも通らずチェックイン、飛行機に乗る通路で検査を受け、乗務員がずらりと整列する前を通過。

「私のせいじゃないよー!」

っと言いたかった。

結局アメリカンエアラインでシカゴへ向かいました。シカゴで降りた瞬間から英語。訳の分からない空港でのトランジットは大変。

入国手続きは厳しかった。必死の英語だった。

シカゴで二時間の余裕があったのに、これ又ギリギリに。何故?Why? 

フィラデルフィアに向かう国内便では、私の荷物の数が引っかかりました。今まで通れたのに、と言っても絶対
2個しかダメだと言われ・・・

「5個が2個になるわけないじゃん!無理!」

と言っても通らない。あの時は一瞬途方にくれた。そこへ屈強な係員が二人、コンピュータもバッグも遮二無二スーツケースの上へ乗せて上から力まかせにふたをした。

「壊れるー!

次は検査でコンピュータは出せときた。出したら閉めれない。でも出した。で、また係員が上から乗ってふたをした。

「お願い!パーンと弾けないで

ボディーチェック、スニーカーも脱がされた。機内に乗った時は正直倒れるかもと思った。身体は熱いし咳は出るし。

ホストファミリーが私を抱きしめてくれた時涙が出そうになった。


ウチもここまで読んでいる間にゾゾ~っと寒気が走り、最後は涙が出そうになったよ。

国際線と国内線、ルールが違うから気をつけましょう!ホンマ、やってくれます。でもこんな事、想像しなかったものね。トランジットが心配だっていうのは、確かにあったけど。よく頑張って通過しました!!

伊丹空港より成田、シカゴ、フィラデルフィアと正に四苦八苦の渡航の苦労の末、待っていたホストファミリーの皆さんもとても暖かい方らしく、到着してからの留学生活は楽しいものになっているようです。10代からの彼女の夢、留学とジャーナリズムの勉強。それを一辺に叶えるのには本当にものすごい努力と苦労があったと思う。

元気で楽しい生活を満喫して欲しいと、心から思うのでありました。

何はともあれ、一件落着!


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