2012年03月05日 (月) | rewrite |
東京は土砂降りだ。雨に弱いウチはちょいとブルーな気分になる。渋谷まで行く用事があるのだ。母の知り合いの方が参加されているというシニア劇団のサクセス・ストーリーのドキュメンタリー映画らしい。ウチは演出の方を訪ねてゆく事になっていた。もちろん、初対面だ。
さてさて、場所を確認と思い映画館のHPを見るも、上映作品の中にその名前が見当たらない。
不安になる。
おいおい。
雨風の中、「えい!」と気合いを入れて出かけた。映画館は昔、出させて頂いてラッシュを観て興奮した頃を思い出させた。
1階の受付でおずおずと聞いてみる。
「あのぉ、”晴れ舞台はブロードウェイで”ってやってますか?」
受付のお兄ちゃん、ぽかんと見つめる。え?ここじゃないの?
「あぁ、試写会ですね。2階ですよ。」
そういう事か!納得じゃ。さて、人を探さなくっちゃ。
劇団員さんが60歳~84歳と聞いていたので、それ相応の紳士に目が行く。この人かな?スタッフの方が教えてくれた。
「あ、倉田さんはあそこですよ。」
言われた先には、とんでもない!まだ30代の細面の男性がいた。失礼しました!しかも、この方が監督さんやってん。ホンマ、ちゃんと情報を仕入れておかないと、とんちんかんな事になっちゃう。監督さんとは、明日、もう一度お会いするので、ちらりとお話して映画を見せていただいた。
大阪は箕面市(懐かしい!)のアマチュア・シニア劇団が、なんと、ブロードウェイで興行を打っちゃうというドキュメンタリー映画なのだけど、これが面白かった。ウチのクリスマス・コンサートの第一回目を彷彿とさせるものもあった。もう間違いなく成熟した大人ばかり、感性だって、性格だって、もう出来上がり過ぎている大人たちが団結してゆく過程。そしてかつて敵国語でしかなかった英語のセリフを、少しずつ少しずつ自分のものにしてゆく努力。仮名をふらなきゃ読めなかった英語が、公演ではちゃんと感情の乗った言葉になっていた。
言っちゃ悪いが、皆さん、ホンマに普通にシニアです。会社員やった人、職人さんやった人、主婦やった人、皆さん、せっせと仕事をして、戦後の日本を豊かにしてくれた世代。
これはぜひ、観てほしい。その世代の方にも観てほしいけど、若者にも観てほしい。

公式HPはこちら ⇒ http://suzushirodaikon.com/
試写会の後、ゲストの渡辺えりさん、監督さん、そして劇団の主宰さんのトークがありました。渡辺さんは大らかで、トークも面白い。その中で、
「昔のこの世代の人って、若い時、明るい未来へ夢と希望を持ってって感じだったでしょ?それが今の若い世代には無いように感じるんだけど、どうにかならないの?」
これは学校へ通ってて、ウチも常日頃、思う事。そりゃ、あんまり無茶されても困るけど、大人しいんよ。
もっともっと、シニア世代の皆さんと若い世代が交流をもてるようになるといいな。すごくそう思う。
たとえ明日地球が終ろうとも、僕は今日リンゴの木を植える
サブタイトルのこの言葉、ものすごく響いた。
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「あぁ、試写会ですね。2階ですよ。」
そういう事か!納得じゃ。さて、人を探さなくっちゃ。
劇団員さんが60歳~84歳と聞いていたので、それ相応の紳士に目が行く。この人かな?スタッフの方が教えてくれた。
「あ、倉田さんはあそこですよ。」
言われた先には、とんでもない!まだ30代の細面の男性がいた。失礼しました!しかも、この方が監督さんやってん。ホンマ、ちゃんと情報を仕入れておかないと、とんちんかんな事になっちゃう。監督さんとは、明日、もう一度お会いするので、ちらりとお話して映画を見せていただいた。
大阪は箕面市(懐かしい!)のアマチュア・シニア劇団が、なんと、ブロードウェイで興行を打っちゃうというドキュメンタリー映画なのだけど、これが面白かった。ウチのクリスマス・コンサートの第一回目を彷彿とさせるものもあった。もう間違いなく成熟した大人ばかり、感性だって、性格だって、もう出来上がり過ぎている大人たちが団結してゆく過程。そしてかつて敵国語でしかなかった英語のセリフを、少しずつ少しずつ自分のものにしてゆく努力。仮名をふらなきゃ読めなかった英語が、公演ではちゃんと感情の乗った言葉になっていた。
言っちゃ悪いが、皆さん、ホンマに普通にシニアです。会社員やった人、職人さんやった人、主婦やった人、皆さん、せっせと仕事をして、戦後の日本を豊かにしてくれた世代。
これはぜひ、観てほしい。その世代の方にも観てほしいけど、若者にも観てほしい。

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試写会の後、ゲストの渡辺えりさん、監督さん、そして劇団の主宰さんのトークがありました。渡辺さんは大らかで、トークも面白い。その中で、
「昔のこの世代の人って、若い時、明るい未来へ夢と希望を持ってって感じだったでしょ?それが今の若い世代には無いように感じるんだけど、どうにかならないの?」
これは学校へ通ってて、ウチも常日頃、思う事。そりゃ、あんまり無茶されても困るけど、大人しいんよ。
もっともっと、シニア世代の皆さんと若い世代が交流をもてるようになるといいな。すごくそう思う。
たとえ明日地球が終ろうとも、僕は今日リンゴの木を植える
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