2011年11月12日 (土) | rewrite |
今日は暖かそうだね。エレベーターで屋上に出ると、遠くに富士山を始め山々がきれいに見えた。なんせ、じっとしてられないタチなので、その辺をウロウロ、ウロウロ。
「あれ?手術、昨日じゃなかったっけ?」
看護士さんが呆れ気味に声をかける。
「いやぁ、ちょっとお散歩・・・あ、部屋に帰るところです。」
捕まらない内に自分から巣へ戻る。うん?メールが入ってる。あ、もう病院に来てはるんやね。前回、一緒の部屋だったEさんからだった。今日こそ病院に7時過ぎに着いて、5位入賞(順番取りがすごいのよん!)を目指すぞと昨日メールが来てたけど、思わぬところで渋滞に遭い、結局いつもと同じくらいの順番になっちゃったらしい。間もなく上がってきてくれた。談話室みたいなところで、まずはお互いに経過報告。なんせ、同じ穴のムジナやからね、この話題は重要なのだ。ウチの方がひとつずつ先に手術が終わっているので、こんなんやった、あんなんやった、みたいな話。Eさんはウチの大好きなトマトを持ってきてくれた。
「私もトマト、大好きなんですよ。こっちは普通にミニトマト、それから、これ知ってる?」

皆さん、知ってる?ウチは知らなかったよ。
「何これ?」
「塩トマト!!」
「ドライトマトなら知ってるけど。どうやって食べるの?」
「そのまんまよ。」
「へぇ~!?」
「それからね、はい、カルシウム!」
ジャコとアーモンドの入ったおつまみみたいなのん。ちょこっとおやつにちょうどいいし、骨には重要、重要。さすが経験者です。おおきにね!次はウチがお見舞いに行く番やね。
午後からは持って来た仕事を片付ける。時折、譜面を外に持って出て、喫茶店の外にあるテーブルにかけて気分だけはバカンス(?)である。ほんと、あったかくて気持ちいい。足の痛みもほとんどなく、ついつい松葉杖を忘れそうになって、「うっ
」となる羽目になる。傷がくっつくまでは、用心、用心。
部屋に帰ってくると相変わらずおばあちゃま、ゴネてはります。隣のお母さんの所にはダンナ様が来ていて、お二人とももう苦笑い。こりゃ大変やで。お母さんの予定はあと10日ばかり。少しお話するようになった。
「あなた、もう明日退院なの?いいわねぇ~
」
ため息まじりなのは、ごもっとも。本当に寝られないもの。だけどこのお母さん、現在リハビリ中なのだけど郡を抜いて成績が良いらしい。このたった2日間で、車椅子でお手洗いに行くのにも看護士さんが必要だったのに、もう歩行器を使ってスタスタと自分で行っちゃう。
「だって、早く出たいもん!」
おばあちゃん、全然違う意味で功労してたりするのか・・・
それにしても、辛抱強い看護士さんたちに本当に頭が下がります。隣のお母さんとウチは、なるべくナースコールを押さないですむよう、これまたちっちゃな協力をするしかないのでありました。病院は入って出て、そこで一瞬すれ違う人々との一瞬の世界。だけどEさんや長野のお母さんのように、そのまま時折、連絡を取り合ったりするようになる人もいる。看護士さんたちだって、そりゃお仕事と言えばそうやけど、やっぱり弱っている人を一生懸命にお世話してくれる大事な方たちだ。
入院するたび、ウチは色々な事を人から教えてもらったり学んだり。
さぁ、明日はとにかく退院だぁっ!
【携帯版・奈桜のほんわかメルマガ】発行中!(不定期)
下記アドレスにあなたの携帯から空メールを送ってください。
reg-nao-yuhki@mwmw.net
登録用のメールがすぐに届きます。
ライブスケジュールの他に、音楽以外の事もバラエティに発信しています。
ぜひ、ご登録くださいね
ランキングに参加しました。
ぜひ、愛のワンクリックをおねがいします↓

「あれ?手術、昨日じゃなかったっけ?」
看護士さんが呆れ気味に声をかける。
「いやぁ、ちょっとお散歩・・・あ、部屋に帰るところです。」
捕まらない内に自分から巣へ戻る。うん?メールが入ってる。あ、もう病院に来てはるんやね。前回、一緒の部屋だったEさんからだった。今日こそ病院に7時過ぎに着いて、5位入賞(順番取りがすごいのよん!)を目指すぞと昨日メールが来てたけど、思わぬところで渋滞に遭い、結局いつもと同じくらいの順番になっちゃったらしい。間もなく上がってきてくれた。談話室みたいなところで、まずはお互いに経過報告。なんせ、同じ穴のムジナやからね、この話題は重要なのだ。ウチの方がひとつずつ先に手術が終わっているので、こんなんやった、あんなんやった、みたいな話。Eさんはウチの大好きなトマトを持ってきてくれた。
「私もトマト、大好きなんですよ。こっちは普通にミニトマト、それから、これ知ってる?」


「何これ?」
「塩トマト!!」
「ドライトマトなら知ってるけど。どうやって食べるの?」
「そのまんまよ。」
「へぇ~!?」
「それからね、はい、カルシウム!」
ジャコとアーモンドの入ったおつまみみたいなのん。ちょこっとおやつにちょうどいいし、骨には重要、重要。さすが経験者です。おおきにね!次はウチがお見舞いに行く番やね。
午後からは持って来た仕事を片付ける。時折、譜面を外に持って出て、喫茶店の外にあるテーブルにかけて気分だけはバカンス(?)である。ほんと、あったかくて気持ちいい。足の痛みもほとんどなく、ついつい松葉杖を忘れそうになって、「うっ

部屋に帰ってくると相変わらずおばあちゃま、ゴネてはります。隣のお母さんの所にはダンナ様が来ていて、お二人とももう苦笑い。こりゃ大変やで。お母さんの予定はあと10日ばかり。少しお話するようになった。
「あなた、もう明日退院なの?いいわねぇ~

ため息まじりなのは、ごもっとも。本当に寝られないもの。だけどこのお母さん、現在リハビリ中なのだけど郡を抜いて成績が良いらしい。このたった2日間で、車椅子でお手洗いに行くのにも看護士さんが必要だったのに、もう歩行器を使ってスタスタと自分で行っちゃう。
「だって、早く出たいもん!」
おばあちゃん、全然違う意味で功労してたりするのか・・・
それにしても、辛抱強い看護士さんたちに本当に頭が下がります。隣のお母さんとウチは、なるべくナースコールを押さないですむよう、これまたちっちゃな協力をするしかないのでありました。病院は入って出て、そこで一瞬すれ違う人々との一瞬の世界。だけどEさんや長野のお母さんのように、そのまま時折、連絡を取り合ったりするようになる人もいる。看護士さんたちだって、そりゃお仕事と言えばそうやけど、やっぱり弱っている人を一生懸命にお世話してくれる大事な方たちだ。
入院するたび、ウチは色々な事を人から教えてもらったり学んだり。
さぁ、明日はとにかく退院だぁっ!
下記アドレスにあなたの携帯から空メールを送ってください。
reg-nao-yuhki@mwmw.net
登録用のメールがすぐに届きます。
ライブスケジュールの他に、音楽以外の事もバラエティに発信しています。
ぜひ、ご登録くださいね

ランキングに参加しました。
ぜひ、愛のワンクリックをおねがいします↓

スポンサーサイト
| HOME |