2011年06月14日 (火) | rewrite |
出遅れた!病院に着いたのは9時半を回っていた。こりゃ、もう午後になるのは間違いない。でも大丈夫。iPad、譜面書きの道具、音楽もいっぱい、ついでに雑誌も持って来た。どうだ、何時間でも待てるぞぉ!
待つ事、ホンマに数時間・・・
もうお昼も食べました。
やっとの事で、あと数人ですと通達を受けて診察室の前へ。診察室と言っても、カーテンだけなので中の声は丸聞こえです。
あれれん?泣き声がするぞぉ。しかも「ぅわ~ん!」じゃなく、シクシクって感じ。ちっちゃな女の子が声を押し殺して泣いてるの。お母さんらしき人の声が聴こえてくる。
「良かった、本当に良かった、治るんですね!手術で治るんですね!」
本当に嬉しそう。あ、そうか。手術、怖いんだ。
間もなく出て来た親子3人。ウチの隣に座ったとたん、女の子はお母さんにしがみついて泣き出した。
「でも、歩けるようになるんだよ。みんなと体育も、それからスケートもできるって、先生、仰ったでしょう?」
一生懸命なだめる。
「でも、痛いんだよね、きっと・・・」
これには、お母さんも黙ってしまった。
「怖いよぉ~・・・」
ついしゃべりかけちゃった。
「あのさ、思ったより痛くなかったよ。」
「え?」
「私もね、手術したんだよ。でも、ほら。」
足を振ってみせた。
「そりゃね、ちょっとは痛いよ。でもね、ずぅ~っとガンガン痛いなんて事、なかったよ。」
ほんまかいな?そんな目で見ている。
「ちょっとだけ我慢したら、歩けるんやから、そっちの方がずっと我慢するより、ええやんか?私なんて、ずっと我慢して治さなかったから、もっと早く手術すれば良かったって思うよ。」
看護士さんに名前を呼ばれて、慌てて診察室へ。
「よしよし、いい感じですよ。来月、やりますか?」
「はい、お願いします。」
という事で、ウチも再度、手術が決定した。多分、あの女の子と同じ頃に入院する事になるんだろうな。
廊下を歩いていくと、先ほどの親子が。お母さんが挨拶してくれはった。女の子とバイバイと手を振った。なんとなく同志の気分かな。
ランキングに参加しました。
ぜひ、愛のワンクリックをおねがいします↓

待つ事、ホンマに数時間・・・
もうお昼も食べました。
やっとの事で、あと数人ですと通達を受けて診察室の前へ。診察室と言っても、カーテンだけなので中の声は丸聞こえです。
あれれん?泣き声がするぞぉ。しかも「ぅわ~ん!」じゃなく、シクシクって感じ。ちっちゃな女の子が声を押し殺して泣いてるの。お母さんらしき人の声が聴こえてくる。
「良かった、本当に良かった、治るんですね!手術で治るんですね!」
本当に嬉しそう。あ、そうか。手術、怖いんだ。
間もなく出て来た親子3人。ウチの隣に座ったとたん、女の子はお母さんにしがみついて泣き出した。
「でも、歩けるようになるんだよ。みんなと体育も、それからスケートもできるって、先生、仰ったでしょう?」
一生懸命なだめる。
「でも、痛いんだよね、きっと・・・」
これには、お母さんも黙ってしまった。
「怖いよぉ~・・・」
ついしゃべりかけちゃった。
「あのさ、思ったより痛くなかったよ。」
「え?」
「私もね、手術したんだよ。でも、ほら。」
足を振ってみせた。
「そりゃね、ちょっとは痛いよ。でもね、ずぅ~っとガンガン痛いなんて事、なかったよ。」
ほんまかいな?そんな目で見ている。
「ちょっとだけ我慢したら、歩けるんやから、そっちの方がずっと我慢するより、ええやんか?私なんて、ずっと我慢して治さなかったから、もっと早く手術すれば良かったって思うよ。」
看護士さんに名前を呼ばれて、慌てて診察室へ。
「よしよし、いい感じですよ。来月、やりますか?」
「はい、お願いします。」
という事で、ウチも再度、手術が決定した。多分、あの女の子と同じ頃に入院する事になるんだろうな。
廊下を歩いていくと、先ほどの親子が。お母さんが挨拶してくれはった。女の子とバイバイと手を振った。なんとなく同志の気分かな。
ぜひ、愛のワンクリックをおねがいします↓

スポンサーサイト
| HOME |